病院について


隔離病棟は、とある大規模な病院の一部。病院内には3つの病棟が存在する。

普通病棟

怪我人や、比較的軽度の症状の患者が入院する病棟。
最も患者数が多い棟。
普通病棟患者の特別・隔離病棟への行き来は原則禁止されている。

特別病棟

長期入院が必要な重症患者や、感染リスクの高い病の患者、知的・精神的障害のある患者が入院する病棟。
それぞれ1人ずつに個室が与えられる。

隔離病棟

体に花が咲く、不可思議なアザが生まれるなど、非科学的な症状の見られる『奇病』を抱えた患者が入院する病棟。
発症の原因、治療方法など多くのことが謎に包まれており、他者に対しどの程度の影響を与えるのかが不明であるため普通・特別病棟から隔離されている。

患者は隔離病棟から出ることができず、完全に外界から隔絶されてしまう。
親族など外部からの見舞いも特別な手続きが必要となるため、外部の者と会うことは少ない。
なお、奇病患者同士での病の感染はあまりなく、病室が相部屋となっても病気の感染に対しての問題は少ない。

病院側の人物について

院長、各病棟の責任者、医師、看護師、事務員で構成されている。


院長は正体不明であるらしく、誰一人として院長の姿を見たことはないという。

院長との仕事上のやり取りは全て秘書を介して行われる。

院長はなぜ姿を見せないのか。謎の存在であるために、病院の内外では様々な噂が飛び交っている模様。

院長が全ての元凶なのではないか、という不穏な噂も存在するが、真偽は定かではない。


また、ごく稀にではあるものの、奇病が発症し隔離病棟に患者として入れられてしまう医療関係者もいる。

患者服について

病院内で用意される薄いグリーンに紅のラインが入ったものがあるが、隔離病棟では基本的に服装は自由。